セブの英語留学に1週間行ってみたが、控えめに言って最高だったのでぜひオススメしたい
どうも、afroscriptです。
1週間、セブに英語留学してみました。その様子を書いていきます。
結論から言うと、最高に楽しすぎる&ちゃんと勉強もできるので、もし検討中の方がいれば、ぜひご参考に。
留学先の学校選定について
一口にセブ留学と言っても多分30校くらいあるので、まずは学校を決める必要があります。いろんな比較サイトを見ながら「費用」「(学校内外の)環境」「講義内容」の3つの視点から評価(それぞれMAXが5点、5点、3点で、13点満点)し、最終的には下記2点でQQEnglishのシーフトント校に決めました。
- せっかくなら海沿いがいい
- →意外と2校しかない!
- 1人で海外行くのは初めてだし、英語も不安だし、せっかくなら日本人経営の方が安心な気がする
ちなみに比較表はこんな感じ。価格帯は、1週間だと飛行機代込みで13-18万ほどでした。(費用はおよその目安です。飛行機は自分でとる必要があるので、飛行機代によって変わります。直行便でなく、安い航路を選べば、あと3万前後は飛行機代をケチることもできます)
受講前のレベル感
before/afterのbeforeの方はこんな感じです。
- 一応大学の受験勉強はかなりやってた。九州大学に入れる程度には。
- センター試験の英語は確か160〜170点くらい
- なので当時、ある程度の単語やフレーズは暗記した。(かなり忘れてるけど)
- 文法は、今でも一通り覚えてる
- ただ、ヒアリングとスピーキングがマジで苦手
- TOEICは、大学1年生のときに受けたのが、515点くらい(そこからほぼ勉強してないので、退化してると思う)
- 留学前に、1ヶ月間だけ、平日に1日1時間確保し、英会話の本を1冊丸暗記しておいた
ちなみに、留学前に1冊丸暗記したのはこの本↓
絵とともにフレーズを覚えるので、なかなかおすすめ。1ヶ月で2周くらいはできました。
留学後の英語力の変化について
afterはこんな感じです。
- 当然ペラペラには至らない。
- ただ、強制的に1日8時間以上、英語を話さざるを得ない状況ができるのはやはりよかった
- 昔、受験で覚えた単語やフレーズ(の一部)や直前で暗記した英会話フレーズが、わりとスムーズに出てくるようにはなった
- 簡単な相槌が出てくるので、会話っぽい会話ができるようにはなった
- そもそも英語が耳に入ったときに、聞いてみようという姿勢になった(前は、英語が聞こえて来ただけで、耳の穴が一瞬で塞がってた)
- マクタン島からセブシティに行くときのタクシーで、運転手と50分くらい会話が成り立つ(??)レベルにはなった(ま、4割くらいは理解できなかったけど)
と言うことで、受験勉強ちゃんとやったレベルなら、英語勉強のスタートダッシュとして使うという意味では、1週間の留学でも悪くないなという所感です。でもやはり、できれば2,3週間はいたかったなーとは思いますが。
入学から卒業までの大まかな流れ
ここはもう、ツラツラと書いて行きます。
チェックインまで
- 飛行機は直行便なら4時間ほど。往復で7,8万前後っぽいけど、時期によっての変動はあるかも?
- ただ、直通でなければ往復で3万台の航空券もあったので、時間があってお金を節約したい場合はそちらでもよさそう
- 日曜中にチェックインが必要
- 飛行場にはQQEnglishの人がお迎えに来てくれて、飛行場から15〜30分ほどでシーフロント校に到
- 到着したら15分ほど軽い説明があって、あとは部屋の鍵をもらったら自由時間
- ちなみに僕は6人部屋のプランだったけど、実際には4人しかいなかったので、けっこう広々と持って生活できた。
- 満員の部屋もあれば、6人部屋に1人とかもあるっぽかった。おそらくタイミング次第
初日
- 月曜は朝7時からご飯スタート、8時(9時だったかも)からオリエンテーション
- 学校と寮の説明や、セブでの生活についての説明。タクシーのぼったくりに気をつけてねってのと、トイレに紙流しちゃダメだよってのがとりわけ念押しされてた。
- あと、英語のテストもそこで行われて、その結果に合わせて、翌日以降の授業のレベルが変わるっぽい
- その後、施設案内があって、15時からはさっそく授業が3コマ(1コマ50分)
- そして18時から入学式(一人一人、みんなの前で英語で自己紹介)的なものがあり、その後は懇親会
- 7割くらいの同期入学の人が参加してたので、同期入学同士はもちろん、すでに留学中の人たちも自由に参加できるので、他の時期入学の人とも仲良くなれる
2日目〜卒業
- 2日目の朝7時半に時間割が発表されて、そこからは毎日朝7時からご飯、朝8時or9時から、17時or18時までずっと授業。(4コマ終わったタイミングで、1コマ分の昼休みがある)
- 授業が終われば、自由時間。
- 学校でご飯食べてもいいし、付属のVillaでお酒も飲めるし、学校の外に出て食べ行くのも自由。
- また、夜は希望者のみの授業もあって、19時〜は文法、20時〜はスピーキングの授業を自由に受けることができる
- また、19時から、月曜〜水曜はズンバ教室、木曜・金曜はヨガ教室も開催されて、こちらも自由参加
- ジムもあり、早朝と18時以降は誰でも使用可能
- 最終日も通常通り授業があり、18時から卒業式。1人ずつ名前を呼ばれて、卒業証書をもらい、何か出し物(僕のときは子どもたちがダンスしてました)があるときもあるらしい
チェックアウト
- 土曜は朝10時までにチェックアウトで、全て終了。
- 土曜は学校主催のアイランドホッピングツアーにも参加したが、その間荷物もあづかってくれる
- (実は僕は、土曜の朝10時までにチェックアウトできておらず、ツアー終了後にチェックアウトをお願いしたが、特に何も言われることなく受け入れてくれてありがたかった...!)
よかった点
QQEnglishシーフロント校やセブのよかった点を書いていきます。
学校環境面
- 校内にバーがある
- →生徒同士で交流するのにめっちゃ便利だったし、ビールも60〜65ペソ(≒120〜130円)で、めっちゃ安い!しかも海沿いなので、海を見ながらお酒を飲めるのはなかなか最高だった
- 海沿いなので、毎日海風が爽やか
- →滞在中は全日晴れだったのもあり、すごく過ごしやすかった。休憩時間に海風あたりながらうたた寝するのもなかなかに最高だった
- ズンバ教室、ヨガ教室、ジムがある
- →適度に(…いや、ズンバ教室はかなりハードでしたが笑)運動もできます
- 洗濯が早い!安い!丁寧!
- →学校にランドリールーム的なものがあり、6kgまで100ペソ(≒200円)で、洗濯から乾燥までやってくれる。しかも3時間で仕上がる上に、フワフワでいい匂いで、畳んで返却してくれるのは超楽だった
- スーパー近い
- →学校から徒歩3分くらいのところにスーパーがあり、生活に必要なものはだいたいそこで変えて便利だった
- 学校のご飯は普通においしい
- クセがある料理はあまり出てこないので、比較的みんなおいしく食べてました
- 毎週水曜はマンゴーDayもあります。マンゴー、めっちゃうまい
勉強面
- ほとんどの先生が、気さくでいい人で、よい雰囲気で授業受けれる
- →南国だからか、すごく気さくな人が多く、授業のほとんどは楽しくおしゃべりしてるような感覚で勉強ができた
- 強制的に1日8時間は勉強できる
- →僕が選択したのが1日8時間コースだったので、容赦なく朝から夕方までみっちり英語を話す時間を確保できたのはとてもよかった。
- →日本だと仕事してたら毎日1時間とるのでもやっとだし、そう考えると1週間の留学でも、2ヶ月分くらいの勉強ができたことになるので、けっこうな量だなーという印象。
- 講師が全員フィリピン人で、日本語が話せない
- →分からない単語やフレーズも文法も、全部英語で説明されるので、かなり鍛えられる感あった。やはり講師が日本人だと、日本語の説明に甘えてしまう気持ちも出ちゃうし。
- 夜の希望者レッスンもよい
- →とりわけ勉強意欲高い人とは夜レッスンで仲良くなれるって点でよかった
- →また、昼よりもラフに話せる雰囲気もよかった
その他
- 修学旅行気分も味わえる
- →わりと生徒同士で交流する機会も多く、仲良くなれたので、サークルの合宿か、修学旅行的な楽しさもあった
- 年齢超えて仲良くなれる感
- →僕が行ったのが2月で、大学生の春休みと被ったのもあり、20歳か19歳が圧倒的に多かったけど、上は52歳から、下は17歳まで幅広くいろんなバックグラウンドを持った人がフラットに英語を学んでるので、あまり年齢気にせず仲良くなれる感がよかった
- 土曜はアイランドホッピングツアーがあった
- 物価がめっちゃ安い!
- →地元の人が行く店だと、パン1個5〜30ペソ(10〜60円)、水500mlで15ペソほど。
- →ケンタッキーみたいなJollibeeってお店がチェーン店であるけど、チキン1個70-80円くらい(だった気がする)
- →15人でショッピングモールでがっつりお昼ご飯食べても4500円(1人300円!)ほど
個人的には、ルームメイトのうちの1人が、新卒の頃に僕がこれまでいた会社(レバレジーズ)を受けてくれてたり、レバの新卒採用で深く関わりがある企業で昔インターンしてたりと、かなり繋がりが強い人だと発覚し、英語の勉強以外にも仕事や人生について真面目に語り合えたのはめっちゃよかったです。 また、地元が大好きで、地元の市長になりたいという公認会計士の女の子もいて、政治ってどうやったら盛り上がんだろ、的な話もできたのもおもしろかった。こういう出会いは、まぁ運もありますが、やはりとても貴重ですね。
悪かった点
逆に悪かった点は、基本的にはほぼないんですが、一応書いておきます。
- (強いて言うなら)タクシーがぼったくりしてくる場合があるらしく不安
- →とはいえ、1時間ほどかかる距離でも600〜1200円程度なので、日本に比べたら破格
- →タクシーぼったくり防止方法はいろんな記事に出てるので割愛。
- シャワーが弱い、(出ない)
- →海外なのでしょうがないですがシャワーは弱め。
- →僕の部屋は気にならない程度だったが、女性寮の方は突然シャワーが止まったり、お湯が出ないときがあったりしてたらしい。かなり不便そうだった。
持っていっておいてよかったもの
- トイレットペーパー
- →現地で買っても安いので大丈夫ですが、日本の柔らかいトイレットペーパーがあるほうが安心感あります
- →また、紙がないトイレもあるので、ひとまず1個は常にかばんに入れておくのがいいです。
- ガイドブック
- →入国方法とか、現地の地図とかあるので、やはりあった方が便利。
- →週末の観光にも使えるし
- 単語帳
- →割と自由時間はあるので、空き時間に勉強するのによい
持っていけばよかったもの
- うちわ!! or 扇子
- →現地はマジで暑い。。。授業中でも、クーラーの効きが悪いブースもあるので、持っていった方がいいです
- 日焼け止めとサングラス
- →日差しの強さが尋常じゃないです
- →また、アイランドホッピングツアーのときに、船乗り場で買ったらめっちゃ高かった…orz(3,000円くらい)
- →日本で買って持っていった方が確実にいいです
- ウェットティッシュ
- →ご飯食べ行ったときにあると便利。骨つきのお肉とかもよく出てくるので。
- まくら
- →個人的には学校のまくらも、その後に泊まったホテルのまくらもちょっと高いので、寝づらい感あった
その他Tips
- 1週間だとあまりセブ感を味わえないので、追加で2,3日は泊まった方がよい
- →できれば土日までは滞在した方がよい
- →観光やマリンアクティビティもできるし、生徒同士でせっかく仲良くなったとかもあるだろうし、みんなで週末遊び行くこともあるかと思うので、時間があればぜひ
- →また、平日に学んだ英語を実用的に使う場として、週末使うって意味でもよかったです
- 英和辞典アプリは、事前に何かしら落としておくと授業が楽
- →校内のほとんどの場所でWi-Fiが使えるが、なぜか授業する部屋だけ使えない(笑)
- →なので、オフラインでも使える英和アプリを落としておくといいです
- マクタン島のQQEnglishからセブシティまではわりと遠い
- →タクシーで60分ほどかかる。混んでたら100分くらい。金額は400ペソ〜750ペソくらい(≒800〜1500円ほど)
まとめ
総じてめちゃくちゃ楽しかった上に、ちゃんと勉強もできたので、個人的には満足度100点でした! 英語の勉強(に限らず言語習得全般)って、ちょっと話せるようになると後は楽な気がしてるんですが、ちょっと話せるまでの初期ハードルが高いものだと思ってます。なので、時間を囲ってそのハードルを越えることに集中できると考えれば、1週間の英語留学はかなりいい方法だと思います。(金額もそんなに高くないし)
社会人の身としては、1年に1回1週間くらい来て、海みながらゆっくりしつつ英語力向上させるって感じで使うのもよさそう。また、家族連れで来てる人も多かったので、そのうち子どもできたら、家族で2,3週間滞在しつつのんびりするのもよさそうだな〜と思いました。
ひとまず、まだまだ英語は下手くそですが、多少なりとも話せるだけでも海外で過ごす時間は一気に楽しくなるなと思ったので、もっといろんな国を周ってみたい!! そして、やはり英語はサッとまとめて時間取って勉強したからできるようになるものではなく、続けないと身につかないなと改めて実感したので、継続して勉強して行こうと思いました。
シーフロント校や周辺の様子
おまけ:観光について
卒業後2泊して観光もしてきましたので、それについておまけで載せておきます。
泊まったとこ
ホテルはオールゾンズ イン(Allsons in)ってとこ。1泊3000円くらいで、エアトリで航空券と一緒に買ったらほぼ無料でした。 別にきれではないですが、部屋も十分広いし、クーラーもよく効くし、フロントの対応も丁寧。セブシティの真ん中らへんにあるので、割とどこに行くのにも便利だったし、徒歩15分くらいでアヤラ・センター・セブという巨大ショッピングモールもあります。お金かけたくなければ十分なレベルでした。
シャワーもわりと出る。シャワーはこれくらい。
ただし、トイレの便座がないっ!!なぜ!!笑 (僕の部屋だけなのか、他の部屋もそうなのかは分かりません)
観光でまわったところ
以下、行ったところ。
マリバゴグリル
シーフロントから徒歩3分のとこに、ガイドブックにも載ってるいいお店がありました。 雰囲気も、料理も最高です。特にスペアリブがめっちゃうまいっっ!!
アイランドホッピング(@パンダノン島)
アヤラ・センター・セブ
巨大ショッピングモール。セブにはショッピングモールがかなりの数あるっぽい。
サン・ペドロ要塞
重厚感がなんとも言えずかっこよい。(でも隣の巨大公園で、フェス的なものしててあまり見づらかった。日曜は避けた方が良いのかもしれない)
サント・ニーニョ教会
個人的には一番好きでした。ひたすら荘厳...。
マゼラン・クロス
街中にポツーンとあるんですが、500年以上も前に立てられた十字架がこんな風に残り続けてるんだな〜って考えるとなんとも不思議な気持ちになれます。
Palda Pizza
セブシティにある、超巨大ピザ屋!!インスタ映えにおススメです。12人で食べてお腹いっぱいなるくらいの量ですが、それでも3000〜4000円くらいでした。