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Engineer Onboarding Meetupというコミュニティを立ち上げました&第1回開催しました。

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どーも。afroscriptです。

エンジニアのOnboardingに関するコミュニティを立ち上げた&記念すべき第1回のイベントを開催したので、そのことについて書いておきます。

立ち上げた経緯

メルカリに転職して約3ヶ月が経ちましたが、現在、僕はEngineering Gatewayという、エンジニアのOnboardingについてあれこれやるチームに所属してます。直近では、新卒エンジニア向け研修の企画や運営とかやってました。

↓メ社のテックブログでの初エントリ

tech.mercari.com

ちなみに"Onboarding"とは、新しく入社してくれるメンバーが少しでも早く自社に馴染み、本来の力を発揮し成果が出せるようサポートする仕組みのことです。具体的には、 社内メンバーとの人間関係の構築や、自社の文化・ルール・業務への理解を促進していったり、などです。

で、そんなチームに所属しつつも、僕自身Onboardingをちゃんと企画したりするのは初めてで、手さぐりまさぐりでやってる最中なのと、Onboardingについての情報ってあまりWebとかに出てないなー、そこまで議論されてないのかなー、って感覚があったので、エンジニアのOnboardingについてワイワイ話し合うコミュニティを立ち上げてみました。

このコミュニティでやりたいこと

まず単純に、エンジニアのOnboardingに関する情報交換や議論する場ってこれまであまりなかったので、その辺やれればいいかなと思ってます。

具体的には、おそらくこんな話題かな?

  • 文化、ルール、制度をどう浸透させるか?
  • 人間関係をどう構築するか?
  • 技術知識やドメイン知識(事業知識)をいかに早く吸収してもらうか?
  • それらを支えるドキュメント関連(どう管理するか?どうドキュメント化を促すか?どう継続的に更新させるには?)
  • Slackとかの暗黙ルールにひっかかる問題
  • メンターや1on1の役割、ルール、技術
  • セルフオンボーディング(自分から慣れるために何をしていくか?)   また、もっと大きな視点では、「国内のエンジニアがいる企業が、Onboardingをきちんとすることを当たり前にする」ってのもあります。

エンジニア界隈って、プロダクトのフェーズによって必要なエンジニア像が変わったり、どんどん出てくる新しい技術にキャッチアップするために同じ会社や同じチームにい続けることがリスクになることもあったりするわけで、ある一定期間毎で、転職やチーム移動等で環境を変えざるを得ないことがけっこうある職種だと思ってます。

なので、そういった異動や転職がスムーズになることは、国内のエンジニア業界にとってもかなり重要なんじゃないかなと。

 

談義形式

このMeetupの発表形式は、よくあるLT(ライトニングトーク)形式ではなく、「談義」形式にしてます。

ん?談義とは...?

って感じだと思いますが、「談義」とは、僕が3年半くらい運営しているSwift愛好会で始めた発表形式でして、

  • 発表時間に制限をつけない(30秒でもいいし、1時間でもいい。ただし、会場の時間が許す限り)
  • 発表形式に制限をつけない(スライドでもいいし、資料なくてもいいし、歌っても踊ってもいい)
  • みんなで談笑しながらやる(発表途中の質問、意見大歓迎)

という形式です。

まぁ、話したいことを、伝わると思う適切な時間・適切な方法で話しながら、かつ、一方通行でなく双方的に話してみんなで知識を発達させていこうよ、ってことです。 

運営スタッフ

  僕の思いつきでフラッと始めようとしたコミュニティなので、こんな感じでゆる〜くオープンにtwitter&facebookで声かけてみました。

なんと10人以上から「運営したい!」との連絡をいただきました! (1,2人くらい集まればいいやと思ってたw)

しかし、人数多すぎても最初は動きづらいので、早い者順ということで、僕を含め下記の7名の運営スタッフでスタートしました。(断ってしまった方、本当ごめんなさい。。。)

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@zuckey_17さん、@nitt_sanさん、@kubot64さん、@YujiAbeさん、@Masafumi Kinoshitaさん、@nexxesaaanさん、ぜひぜひよろしくお願いしますmm

さっそく第1回を開催しました!

記念すべき第1回を昨日開催してきました。

こちらのイベント↓ engineer-onboarding.connpass.com

登壇者の資料や概要は、運営の@nitt_sanさんが瞬足でまとめてくださったので、下記をどうぞ。

nitt-san.hatenablog.com

ここでは、僕が気になったところをダイジェストでほんの一部分だけ載せていくことにします。(どの発表も非常に色濃く、もうちょっと自分の中でもまとめたいので、別途記事にするかも)

イベントの様子

トップバッターの@tetsunosukeさんの1枚目のスライドから超難問w

難問が続く。

2人目は、merpayのEM、@shindenさん:)

急拡大組織ではこれが大事。

休憩時間の様子。各談義終了ごとに、だいたい5,6人(多い時には10人くらい!!)は質問が飛び交ってたし、休憩時間もこんな感じでワイワイしてて、終始すごくいい雰囲気でした。(こんなの盛り上がるとは、運営陣も驚きでした)

3人目は、運営スタッフでもあるDMM@kubot64さん。

すごくいい指標。

あるあるだけど、その分リターンがあるからやるとのこと。

4人目は、RettyのVPoEの@aki85135さん。

Rettyさんも価値観への理解、かなり力入れてるようで共感。

 このやり方よさそう。

そしてこの「3ヶ月半」という時間軸は会社によってかなり違いそうなので、いろいろ議論して深掘ってみてもおもしろそう。

最後はPOLの、@yahooshikenさん。

JD(Job Description / 求人票)はインターン生も参加してつくるらしい。バリューに対して考える機会にもなるとのこと。確かにそういう視点でみんなでJDつくるの、よいな〜。

集合写真:)

まとめ

ということで、初回からかなり大盛りあがりで、ひじょ〜〜〜うに濃い内容も多々聞けたので、やっぱ開催してよかったなと思いました。やっぱりもう1回資料見直してまとめなおしたい。

会場のco-ba jinnanさんも、快く会場提供してくださり、ありがとうございましたmm

今後も無理しない程度に3ヶ月に1回くらいやっていこうかなーと思うので、みなさんぜひ気が向いたときに参加or談義お待ちしてます。 (会場貸してくれるよ!って企業も募集してますので、気軽にDMください。)