Hello, afroWorld

afroscriptのafroblog

try! Swift Tokyo 2019でOrganizer&MCをしてきたけど、好きなことで国境を越えて繋がれるってのは、やっぱりエンジニア界最高だと思うし、その中でも日本人にとってSwiftコミュニティは圧倒的に世界に近いと思う。

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try! Swift Tokyo 2019!無事終わりました! 疲れたぁぁぁ〜〜!!(笑)

終わってすぐBlog書こうと思ってましたが、翌日は脳ミソ完全停止だとかなんとか言ってたら5日くらい経ってしまった。 しかし、全体司会として、「みなさん、ブログ書きましょう!今日の内容を世界中に発信しましょう!」と声を大にして言ってしまった手前、ちゃんと書きます!笑(なので、まだ書いてないみなさんも書いてくださいね!)

ただ、全体司会という大大大すぎる大役を任せて頂いたのになんですが、実は僕自身、Swiftは、"Hello World" に産毛の毛根がくっついたくらいしかできなくて、技術的な内容を詳しくブログに書くことはできないです。なので、運営や司会をやった経緯や印象に残ったトークを書きつつも、今回のtry! Swift Tokyo 2019を通じて感じた、"エンジニアコミュニティ"という視点の中で"Swiftコミュニティ"とはどういう存在か、を主軸に書いてみます。

なんでOraganizerやったの?

@jollyjoester 氏に巻き込まれました。以上!(笑)

メルカリのカンファレンスとかも(どうせ)手伝ってもらうだろうと思われるから、その練習にどう?ってな感じで。

とはいえ、僕自身も、大型カンファレンスの1dayスタッフや、業務としての大型カンファレンス(MANABIYA)は、過去にやってましたが、 OSSの大型カンファレンスの運営スタッフをガッツリやるのはまだやってなかったですし、そのうちやってみたいな(やることでエンジニアコミュニティに還元したいな〜)と思っていたので、いいタイミングだなとジョインさせていただくことに。

なんで司会やったの?

2月、僕が海外行ってていない間に行われたOraganizer会議でいつのまにかご指名頂き、決まってました。笑

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とはいえ、こういった大役をご指名していただけるのは本当ありがたいですし、数百人の前で司会するのは初めてな体験で、おもしろそうだな〜と思ったので、ソッコーで了承させて頂きました。

司会という役割は個人的にもとても好きですし、おかげで、ただスタッフをやる100倍くらい楽しめた気がします。

個人的に楽しかった思い出

印象に残ったLTを2つほど。

@koooootakeさんの2次元バエLT

まず印象的だったのが、こちらのトーク

ポートレートモードを2次元画像に適用して、2次元画像をバエさせようというもの。そもそも「2次元バエ」という切り口がめっちゃおもしろい!w

そして、「2次元画像もバエさせたい」→「こうしました」→「でももっとこだわりたいっ!」→「こうしました」→...という感じで、どんどん進化していくようなテンポ感もすごくよくて、「Swift楽しいっ!」って気持ちになるトークでした。

@hellomayukoさんのエモいトーク

そしてもう1つ、最後のオオトリを飾った@hellomayukoさんのトーク。「次へつなごう— Extending a hand to the next generation of Apple developers」はとても印象的でした。Swiftが今後さらに発展していくには、より多様性を受け入れる器をみんなでつくっていこうというお話。(資料は公開されてなさそう?)

mayukoさんのトークは、いろんな方がBlogで取り上げてるので、詳しくは書きませんが、個人的に素敵だな〜と思ってtweetしたところを載せておきます。

僕の前職はかなり日本人が多かったし、僕自身全然英語話せず外国人とコミュニケーションとることはほぼなかったので、正直、「diversity(ダイバーシティ)!」って言われても全然ピンと来ないな〜って思ってました。

ただ、最近、Mercariに転職して、3,,4割くらい(??)海外の人がいるような環境に(短いながら)身を置いてみてなんとなく感じたのは、 多様な人がいればいるほど、 * 多様な視点・切り口から意見がでてきて、そこからおもしろいidea/機能/プロダクトが生まれる * 自分の中の当たり前が崩れることで新しい視点を持てて、自分の中からも新しい考えができるようになる ってことでした。(まぁ、もちろんその分まとめるのは大変なんですが。)

diversityとはつまり、「世界中の思考を受け入れようぜ」ってことなんですが、その上で「世界全体が必要とするものを生み出そうぜ」ということなんだろうな〜ということを思ったりしました。それがあるからGoogleとかは、あれだけ世界規模で革新を起こし続けているのかもしれないなー。

(あと別件で驚いたのは、海外でSwiftがそこまで流行してない地域があるのは、そもそもMacが高くて買えないからiOS開発できないとかあるらしい!なるほどな〜。)

全体的な感想

日本人にとってSwiftコミュニティはすごく恵まれてる

結論から言うと、Try!Swift Tokyo、めっちゃいいぞ!というか、日本人にとってSwiftのコミュニティはすごく恵まれてるぞっ!ってのを言いたい。

なぜなら、国内最大のSwiftカンファレンスが「try! Swift Tokyo」であり、まさにそれがそのまま世界最大のSwiftカンファレンスの一つであるからです。他の言語や技術だと、国内カンファレンスがあって、さらにその先に国際カンファレンスがあるわけで、なかなか日本のエンジニアが世界の場に立つということは、距離が遠い印象があります。でもSwiftは年に1回try! Swiftという世界の場が国内にあり、しかもiOSDCとかも考えると、他の技術ではなかなか考えられない恵まれた環境ではないかなと思います。

Rubyも近い感じはありそう。でもSwiftは世界3ヶ所のうちの1つが日本で開催されるというのは、なんとも恵まれた状況だと思う。まぁ、iPhoneユーザーが多い日本市場だから当然といえば当然ですが)

Swiftひとつで世界と繋がれるって、なんて素晴らしいんだ!

やはり好きなもので人と人が繋がるってのはすばらしい!ってのも思いました。かれこれ5年近く、いろんなエンジニアコミュニティ(国内)と関わらせていただく活動をしてますが、Swiftひとつでこれだけ多くの人が集まって、繋がっていくってのはめっちゃいいやんっ!って改めて感じました。そして、その中でもSwiftは先述の通りの身近なグローバル環境が用意されているので、Swiftやるだけで一気に国境を超えた繋がりができるってもう最高じゃんっ!!

...しかし、(とくに僕にとっては)英語という壁もあるのも事実なので、これからもっと英語勉強せねば!と思ったしだいでした。

司会やった感想と反省点

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司会席からみた会場

感想

結論からいくと、楽しすぎたっ!!会場前方から見る900人は、本当に圧巻でしたし、僕の拙いMCに900人が反応してくれて、「わぁ〜〜〜!」って感じでした。(語彙力なさすぎるw)

また、懇親会のときも「司会よかったです!」って話しかけてもらえたりと、Swiftほぼ書けない勢の僕をここまで輪に入れてもらえて、本当ありがとうございますという気持ちでいっぱいだった。

反省

ただやはり一番悔しいのは、僕が英語話せないゆえに、英語話者と日本語話者の反応にライムラグが生まれてること。。。相方のTimさんは、英語&日本語両使いなので、英語のあとすぐ日本語も入れることで、双方的に巻き込めてて、やっぱりそれが一体感を生んでたと思います。圧倒的にすばらしすぎる。

やはり海外の方は何時間もかけてせっかく日本にまで来てくれてるので、もっともっと最高な体験を提供したかったな〜。

ということで、(次もまたこんな大役(国際カンファレンスの司会)が僕にくるかは分からないですが)次回は僕もそうなりたい!

あと、初日はちょっとバタバタして余裕なくて、スピーカーのプロフィール紹介とかカミカミになってしまって申し訳なかった。。。この点については、スクリプトの雛形がサクっとできるシートを本番前日につくったので、来年MCする人はそれを使えばもっと余裕もって準備できるはず!こうやって、年々クオリティ挙げていけるといいなと思います。

まとめ

最後にはなりますが、来場してくださった参加者のみなさま、スピーカーのみなさま、本番まで一緒に駆け抜けてくださったOrganizersのみなさま、最も重要なイベントを支えてくだるスポンサーのみなさま、影でも表でもいたるところで支えて盛り上げてくださった関連会社/業者のみなさま、本当にありがとうございました。

(おまけ)当日の様子

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